第61次日本南極地域観測隊員の公募がはじまりました
南極地域観測隊員の公募がはじまりました。応募締め切りは11月26日(月)です。
昨年より一ヶ月以上早いスタートですが、締切はだいたい同じくらい。
応募書類や推薦状集めに、ちょっと時間の余裕がありそうですね。
61次隊の公募枠は前年と同じ8人です。
調理 2人
医療 2人
環境保全 1人
野外観測支援 1人
(資料1)第61次隊『設営部門』公募分野一覧(担当と職務内容・条件)│第61次南極地域観測隊員候補者の公募について│国立極地研究所
モニタリング観測 2人
(資料1)第61次隊『設営部門』公募分野一覧(担当と職務内容・条件)│第61次南極地域観測隊員候補者の公募について│国立極地研究所
私が参加した57次隊のOB・OGと会って呑んでいますと、「もう一回行きたいなあ」という人が増えてきた、かな。
この夏の猛暑に飽き飽きした人は、再来年は南極に退避、いかがでしょうか。
今年の8月だと、昭和基地は東京の温度差は60度くらいありましたね。
皆既月食を見たかった
吉祥寺と南極のかき氷
梅雨明け、猛暑のあと台風がやってきて目まぐるしいお天気になっています。先日、吉祥寺に出かける用事があって、あまりの暑さにこちらで休憩。かき氷を頂いてきました。
ケーキとコーヒーのセットとおなじくらいのお値段で、不安と期待が交錯する中(おおげさ)、やってきたのがこちら。アッサムティーのシロップが大変に美味です。
(ちょっと食べちゃった後の写真です。来たときはもっと盛りがよかった。)
氷もきめ細やかでふんわりしていて、さすがプロの出すものは違う、と思わせてくれるものでしたが、この口当たりは、南極の雪で作ったやつと似ていました。
2016年1月7日、南極大陸の雪で作ったミルク金時。
この雪は汚染がほとんどなく、日本で売っている水よりも多分キレイ。お腹をこわしたりはしません。(たべすぎなければ)
南極観測隊は、昭和基地でもきれいな雪を集めてきてかき氷を楽しむのですが、これから行く人はぜひ、上質なシロップを持っていったほうがいいですよ。
日本に帰って、あのかき氷のクオリティを再認識しました。
6月 30日の「世界一受けたい授業」を見ました
30日の「世界一受けたい授業」に、一緒に南極に滞在した渡貫女史が出演しているのを見ました。 私が提供した写真が十数枚、きちんとクレジットをつけて提供されていました。コンプライアンスにも気を遣っているのでしょう。
「南極で特別に許可されて、FAXでできること」というクイズがありました。
婚姻届、という強烈なお答えもありましたが、正解は選挙の投票でした。
昭和基地からの投票に必要な「南極選挙人証」は、帰国したら選挙管理委員会に返納することになっています。
ラーメンはスープ少なめ、というお話がでましたが、これは下水処理の苦労を減らすためなのです。
現在、昭和基地からの排水は、国内と同じくらいまでキレイに処理したら、海に流してもよろしい、ということになっています。りっぱな処理施設がありますが、このしごとを担当するのは、たったの一人。(この写真の下のほうに写っています。しかもごみ処理も兼任。)
寒い中で、汚水を分解してくれるバクテリアの面倒を見て、装置をうごかし続けるのは大変な仕事です。30人分、油と塩分を豊富に含んだラーメンスープを減らせれば、という気遣いだったのですよ。
「女性セブン」
google alertに仕事や趣味のいろんなキーワードを設定しておくと、新聞の切り抜きサービスみたいに情報が送られてきて便利だよ、と教わったので、20個ほど登録しています。
”南極観測 OR 昭和基地”も入れていたところ、こんなお知らせがありました。
今週土曜日に「世界一受けたい授業」に出演される渡貫さんの寄稿ですね。テレビ放送に合わせたのかどうかはわかりませんが。
ないようは、「調理隊員あるある」の、たぶんごく一部。私のような観測担当とは違う気苦労と責任感があったのでしょうなあ。
記事で触れられていた流しそうめんはこちら。
そう、天ぷらも作ってくださいました。氷山の上でいただくてんぷらの写真は、撮りそこねてました。ちょっと残念。
ところで、google alertからは、女性セブンのおしらせはくるのに、60次観測隊員決定の記事は入ってなかったのですよ。
わたしが検索しているwebサイトを分析した結果、「こいつには女性週刊誌情報を」とgoogleさんに判断されちゃったのかな? 心当たりはないのですが…。