世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年3月23日に帰国しました。帰ってからも南極に関わることがときどきあるので、更新を続けています。

南極行きの荷物・スチコン

ここ一週間ほどは、観測につかう物品のスチコン詰めにかかりっきりです。"スチコン"とはスチールコンテナの略。だいたい家庭用のお風呂の2倍くらいの大きさでしょうか。

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大きなビニール袋を敷いて、荷物を詰め込みます。

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空のコンテナが約110㎏、中身が入ると400㎏を超えますが、詰め込んだ後はこうして重ねることができます。

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10月28日に、極地研(立川)から大井ふ頭へのトラック輸送が始まります。梱包作業もいよいよ大詰めです。