閉じこめられたらなにを食べる?
南極では、お天気が急にかわることがよくあります。オーロラ観測の夜勤をしていて、ふとモニターを見たら雲に覆われていて、外を見たら吹雪だった、とか。
職場の情報処理棟という建物から、食堂や居室のある建物まで帰れなくなった時のために、非常食が準備されています。
クラッカー、ビスケット、紅茶など。ここで仕事をしている隊員はわたしともう一人、二人が一週間くらいは頑張れるように準備されています。
このビスケット2パックで一食分です。
おかず(?)の牛肉とさくら肉(馬肉)の缶詰。わたしはさくら肉のほうが好きです。
水は、いざとなったら外の雪をとってくることになります。
食べるだけでなく、出す方も考えておかないといけません。燃焼式トイレといって、出したものを焼いて灰にしてしまいます。でも、まあ、あんまりお世話にはなりたくないなあ。