世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年2月1日に次の隊と交代。3月23日に帰国しました。帰ってからも南極に関わることがときどきあるので、更新を続けています。

南極吟行(リンク先修正しました)

【海原にぽつんとひとり棚氷… 南極隊員に俳句熱じわり(5/11)】

www.asahi.com

朝日新聞大阪本社夕刊に南極での俳句の記事が出たそうです。取材されたとは聞いていましたが、こんなに大きな記事になったとは。

>南極大陸の環境や生物などを調査する南極地域観測隊で、俳句が静かなブームになっている。
 三十人の基地で、「静かなブーム」?

紙面には私の句も掲載されていますが、記事後半なので、朝日新聞デジタルの無料会員サービスに登録しないと読めないようです。 

 

隊員の句は、松山市で発行されている「俳句マガジン」という雑誌に、「南極を詠もう!」と題する連載に取り上げられています。これまで夏隊同行者・教員派遣のわたなべさんが原稿を書いておられたのですが、越冬隊でも続けたい、と言われて、私が後を引き受けることになりました。このさき、月一回、締切アリで詠むというのは、それなりに大変ですが、自分の越冬生活を別の角度から見直すという点で、面白くもあります。
俳句をつくるのは小学校の授業以来、約40年ぶりです。青空文庫高浜虚子の「俳句の作りよう」をダウンロードしてみたり、柳家小三治師匠の本を読み直したりしています。

 

(「吟行」とは、和歌や俳句の題材を求めて、名所・旧跡などに出かけること。だそうです。題材を求めて昭和基地に来たわけではないのですがね。)