世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年2月1日に次の隊と交代。3月23日に帰国しました。

オングルピック!

21日と22日の週末にスポーツ大会、名づけて「オングルピック」が企画されていました、が、お天気はあいにくのブリサードでした。海氷上でのソフトボール大会の準備をしていたのですが、外出注意令が出ていたんでは仕方がない。会期を一日にして、室内競技だけの大会になりました。 住所によってわけられた4チーム(第1居住棟1階・2階、第2居住棟1階・2階)対抗で、勝敗を競います。

  

まず、パンポン茨城県日立市日立製作所工場が発祥の地とされる、ローカルなスポーツです。日立の関係企業から派遣された隊員によって、昭和基地での普及が図られています。

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 幅2メートルの廊下に細長いコートを作って、熱戦が繰り広げられました。

 

次が卓球。バーのビリヤード台のうえに卓球台の板を置いています。ちょっと低いし、周囲も狭いので、前陣速攻型が有利、かな? カットマンが動けるスペースはありません。

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中学校のときに卓球部にいたけど、試合に出たことはほぼない私も出場。一勝一敗でした。

 

最後に障害物リレー。ロープワークの関門があり、ちゃんと結べていないとペナルティでタイムが加算されるのが南極らしいかも。 

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童心に帰って、楽しく体を動かしました。

 

5月も下旬になると、お日さまが顔を出す時間が短くなって、基地の建物のなかに居る時間が長くなって、気分もしずみがちです。大の大人がなにをやっておるのか、と見えるでしょうけれども、こうしたイベントに集まって遊ぶのも、隊の雰囲気を活性化するという意味で大事なことだと思います。