世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年2月1日に次の隊と交代。3月23日に帰国しました。帰ってからも南極に関わることがときどきあるので、更新を続けています。

天体望遠鏡を出しました

26日の夜8時過ぎ、晴れていてもオーロラの活動は静かでした。こんな時は星を見よう、と望遠鏡を運び出しました。

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画面右はタカハシFC-76という口径76mmの屈折望遠鏡。おもに土星を眺めました。

左はmead LX200という口径200mmのカセグレン望遠鏡。これで見るオメガ星団は素晴らしかった。

 

昭和基地では、天気の良い夜はオーロラ観測のじゃまにならないように外灯が消され、窓からも光がもれないようにしています。厳しい寒さを我慢すれば、暗い空にきれいな星空を楽しむことができます。

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だんだんともやがかかってきて、9時過ぎには片付けることにしました。

上の写真は感度を上げすぎたためか、ちょっと星がぼやけた、ソフトな感じになりました。