暈と幻日
日の午後2時半ごろ、太陽に丸い虹がかかっていました。
暈(かさ)と呼ばれるものです。太陽を囲むような輪ができることもあるようですが、この日は上半分が雲に入ってしまいました。
太陽の両脇で、少し明るくなっているところは幻日(げんじつ)とよばれるものです。
魚眼レンズで撮るとこんな感じ。
暈も幻日も、日本でも条件が良ければ見ることができますが、南極では国内よりもチャンスが多いようです。「暈が出来ると雨が降る」といわれます。昭和基地では、夜には風弱く、しんしんと降る雪になりました。
昼が長くなってきたので、5日の月曜日から昭和基地は夏日課になりました。朝ごはんと始業が一時間早くなります。オーロラや星空はだんだん見づらくなってきますが、太陽もなかなか興味深い現象を見せてくれます。