雪上車の整備作業
南極大陸から回送してきた大型雪上車の整備作業がつづいています。担当隊員の指導のもとで、わたしも作業を手伝っています。
キャタピラを止めているボルトに緩みがないか、一つづつ点検して、それを回す車輪にはグリスを入れます。
室内は床板が剥がされています。燃料タンクやシャフト、いちばん手前に変速機が見えます。この雪上車はAT車なのです。
トルコンオイル、オイルフィルタの交換を手伝いました。手押しポンプで変速機にオイルを詰めていきます。
作業着が油でベタベタになりましたが、支給された服はしっかり使い切ってこそ。
これから気温が上がって海氷がもろくなる前に雪上車を大陸に戻すために、夜も作業が行われています。