飛行機(とトマト)がやってきた
昭和基地は、ドローニング・モード・ランド (ノルウェー語: Dronning Maud Land)は、という地域に属しています。このエリアの中をむすぶ飛行機の便があります。
Dronning Maud Land Air Network(ドローニング・モード・ランド航空網)、Dromlan :ドロムランと呼ばれています。
Dromlan Dronning Maud Land Air Network
昭和基地には、5日のお昼過ぎに今季の第一便が飛んできました。
昭和基地の北側の海氷の上に、雪上車でならして旗を立てた滑走路に着陸です。お出迎えと給油の手伝いに隊員が出かけていきましたが、私は観測の都合で留守番でした。
基地から望遠レンズで撮影したものです。
ドロムランを使えば、南極観測船「しらせ」よりも早く、日本から荷物や人を送り込むことができます。過去には隊員がやってきて早くから仕事を始めたり、内陸旅行に出かけたりといったプランがありましたが、今年は一刻も早く受け取りたい荷物、ブルドーザーの部品と観測装置の部品がとどきました。
そして、うれしいおみやげが。
ひさしぶりの生野菜です。
南アフリカ産のトマト、キャベツ、きゅうり、にんじんなど。ばんごはんは焼肉でしたが、サラダのほうが人気でした。