電話できます
国内では公衆電話、ということばもあまり聞かなくなりましたが、昭和基地の食堂のちかくに、こんな部屋があります。
中には電話のブースがあります。衛星回線を経由して極地研究所のネットワークにつながっている、IP電話です。
極地研への連絡は「内線」扱い。1万4000キロメートルを超える内線電話連絡は、他にないのでは?
プライベートで電話をかけるときは、これを使います。
KDDIスーパーワールドカード。有効期限があるのですが、ネットでも買えます。
↑このカードは期限切れなので、番号を見ても何もできませんよ。
電話代は、極地研のある立川市から通話先までの国内料金になります。日本にいるときは意識しなかったのですが、固定電話にくらべると、携帯にかけたときの料金は、お高いですなあ。
電話室はそんなに混雑はしません。日本との間に6時間の時差があります。たとえばこちらの夕食後、夜7時だと日本時間は午前1時なので、意外にかけづらい。メールのほうが気楽ではありますね。