映画「ホワイトアウト」2009年
6月26日にテレビ東京・午後のロードショーで放送された「ホワイトアウト」を録画して見てしまいました。織田裕二主演の邦画じゃなくて、アメリカ映画です。
不意に「エログロナンセンス」という言葉を思い出しました。
【エログロナンセンス】扇情的で猟奇的、かつばかばかしいこと。また、そのようなもの。
(コトバンク> デジタル大辞泉 より)
アムンゼンスコット基地(アメリカ)、ボストーク基地(ロシア)が舞台になっていますが、越冬経験者から見ると噴飯モノ。
・行方不明者が出ても楽しそうにパーティーやってる。
・10万年前の氷に酒を注ぐとソーダのように泡があふれかえる。
(10万年前ってのは掘り出したアイスコアなの?それで酒呑んじゃうの?)
・パイロットと客1人で基地間飛行しちゃう。
・雪上車から下りて調査している間にエンジン切っていて、帰ってきたらかからないよう!(極地でアイドリングストップしちゃいけません)
…その他いろいろ、つっこみどころしか無い。
さらに、まったく本筋にからまないシャワーシーンとか、死体をしっかり写して、とか米国B級映画らしさが満載。まさ「扇情的で猟奇的、かつばかばかしい」ことこの上ない作品でありました。
唯一、ライフロープの使い方は正しかったかな。
うーん。これが帰国100日記念の記事になっちゃったか。