TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」第八話:船酔いのおはなし
オーストラリアから南極に向けて、ついに出航しましたねぇ。
さて、今回の半分以上の時間、彼女らは船酔いで苦しんでいたのですが、観測隊員にも酔ってしまう人はいます。でも、無理にでもごはんを食べなさい、とは言われません。白湯だけで何日か耐えていた、というかわいそうな人もいました。
私は、さいわい船酔いには強くて、三度三度のご飯を美味しくいただいてました。
ところで、女子高生諸君は、大揺れの夜に甲板に出て波しぶきを浴びてましたが、そんなことは絶対にしちゃいけませんよ! 船から人が落ちたときに大急ぎで人員確認する訓練もありましたが、実際にそんな事故が発生したら、救出するよりもご遺体を探すようなことになります。
艦橋に上がれば、迫力ある波を安全に見ることができます。高いところにいるので、揺れ方は半端ないですが。
さて、吠える40度、狂う50度、絶叫する60度
という、南極関係者にはよく知られるセリフが出てきます。ここでの40度は南緯40度のことですが、そのもとは、
Roaring 40s, Furious 50s, and Screaming 60s
というフレーズであるようです。
訳しようによっては
吠える40代、狂う50代、絶叫する60代
…もうすぐ私も狂うお年頃。