6月 30日の「世界一受けたい授業」を見ました
30日の「世界一受けたい授業」に、一緒に南極に滞在した渡貫女史が出演しているのを見ました。 私が提供した写真が十数枚、きちんとクレジットをつけて提供されていました。コンプライアンスにも気を遣っているのでしょう。
「南極で特別に許可されて、FAXでできること」というクイズがありました。
婚姻届、という強烈なお答えもありましたが、正解は選挙の投票でした。
昭和基地からの投票に必要な「南極選挙人証」は、帰国したら選挙管理委員会に返納することになっています。
ラーメンはスープ少なめ、というお話がでましたが、これは下水処理の苦労を減らすためなのです。
現在、昭和基地からの排水は、国内と同じくらいまでキレイに処理したら、海に流してもよろしい、ということになっています。りっぱな処理施設がありますが、このしごとを担当するのは、たったの一人。(この写真の下のほうに写っています。しかもごみ処理も兼任。)
寒い中で、汚水を分解してくれるバクテリアの面倒を見て、装置をうごかし続けるのは大変な仕事です。30人分、油と塩分を豊富に含んだラーメンスープを減らせれば、という気遣いだったのですよ。