世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年2月1日に次の隊と交代。3月23日に帰国しました。帰ってからも南極に関わることがときどきあるので、更新を続けています。

日食を見ました

1月6日の朝、部分日食が見られました。大学の先生と研究の打ち合わせに行ったので、一番深くかけたところは見えなかったのですが、それでも30%くらい欠けたところを撮影できました。

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午前9時27分。専用のフィルターを付けて撮影しました。

 

2003年11月には昭和基地皆既日食が起こりました。このときにはNHKのスタッフが越冬隊に加わって、撮影・収録しています。

www2.nhk.or.jp

空が暗くなると、ペンギンが鳴きはじめたそうです。極地では日の昇らない極夜や沈まない白夜がありますが、太陽の動く向きと地平線の角度が小さいので、夕焼けから夜になるまでの時間が長いのです。突然暗くなる、というのは、ペンギンたちには初めての経験で、彼ら/彼女らにとっては恐怖なのかもしれません。

 

今年は12月26日にも、日本国内で部分日食が見られます。年に2回、というのは珍しいらしい。今度は夕方、太陽が欠けたまま沈んでいきます。

www.nao.ac.jp