1期性になるということ
遅ればせながら、人事異動がありました。
といっても、勤め先ではなくて、研究の身分です。
4月1日付で、認定NPO法人 富士山測候所を活用する会・富士山環境研究センターの特任研究員に任ぜられました。
一昨年の8月に、観測測器を回収する仕事で富士山に登ってきました。
「富士山測候所を活用する会」は、2004年に無人化された旧富士山測候所を高所の研究拠点にしよう、という団体です。
南極から帰国したあと、研究のご指導と頂いている先生が東京学芸大学から移籍されたので、私も2年間にわたり研究員としてお世話になったから離れることになりました。論文や学会での発表、そして研究費申請などなど、「無所属」では具合のよくないことがあります。いろいろな方のお気遣いにより、富士山環境研究センターの特任研究員を拝命することになりました。(無給ですが)
4月20日に運営会議があって、辞令を頂戴しました。
研究センターは今年度からスタートするもので、私は「1期生」になります。自分の研究を進めて、成果を出して、NPOにも私にもwin-winとなるように頑張っていかなくては。そして、目指せ科研費!
南極と富士山、ある意味似ている極地の環境のもとで、どんな違いを調査するか、研究のネタを考えているところです。