赤いオーロラが出た
3月11日の夜、きれいなオーロラが見られました。
目で見てもわかるくらい赤っぽいものでした。昭和基地では珍しいタイプです。
赤いオーロラは、高度500kmぐらいの高いところで酸素原子が光るものだそうです。
デジタルカメラの画像では、このとおり赤茶色のオーロラが細かくひらひらしているような形が見えます。
この3枚は午後11時すぎから10分くらいの間に撮影ったものです。みるみるうちに形を変えていくのがわかります。仕事している建物の屋上で撮りたいのですが、遊びの写真撮影で観測データに影響してはまずい。オーロラが出た方向が開けているところに、カメラと三脚を持ってちょこちょこ移動しています。
この日は午前中は強風、午後から雪で、夜になっても天気はよくならない予報でした。曇りだったら早寝しようかと、半ばあきらめながら観測の準備だけしていましたが、ラッキーでしたね。