蜃気楼(しんきろう)が見えました
これは20日のお昼すぎ、12時半頃の写真です。どこに蜃気楼が出ているか、わかるでしょうか?
点線で囲んだあたりに蜃気楼が見えます。水平線の向こうの氷山が浮き上がって見えているようです。
19日は快晴で、風も弱く、冷え込みました。海氷に近い下のほうが冷えたまま、上のほうがお日さまで暖められて、風でかき混ぜられにくい。こんなときに蜃気楼が見られやすいです。
一時間半くらいあと、同じ所から撮った写真です。このころには消えていました。
蜃気楼(しんきろう)は、空気の上の方と下の方の温度の差によって光が屈折して、遠くの風景などが伸びたり逆さになったりして見える現象です。日本では富山湾、琵琶湖などで見られることがあるそうです。