南極大陸の上陸口、とっつき岬の近くまで来たら、氷の上に黒い点々が見えました。
あんなところに岩が出ていたかなあ、と思って近づいてみると、
ウェッデルアザラシの群れでした。写っていないのもあわせて、12頭いました。こんな大きな集団は珍しいです。
大きさは2メートルくらいです。マイナス10℃の寒さのなか、氷の上でごろごろしています。
アザラシは海のなかを泳ぎまわってエサをたべます。彼らが氷の上にいる、ということは、近くに出入り口=氷の割れ目(クラック)か穴があるということです。アザラシを見つけたら、あんまり喜びすぎないで、足元注意です。