昭和基地の「設営事務室」のドアにある貼り紙です。
越冬が始まったころには、ずいぶんとおおげさな文言だと思いましたが、今では身にしみるお言葉です。
7月4日から5日にかけてのブリザードがもたらした雪の始末がまだ残っています。薄暗いうちから重機が動き始めました。
手掘り班は、100キロリットルの水タンクを掘り出しています。南極の雪は日本の雪よりも軽いのですが、それでも3日連続の手掘りは、さすがにしんどい。
次のブリザードは11日の月曜日にやってくる、との予報です。文句を言っても嘆いても事態はかわらない。ブリが明けたら、また同じように除雪するだけ、です。