コンテナヤードの雪
今年は雪が多いなあ、とよく言われておりますが、例えば昨年と比べてどうなのか、はよくわからない。南極では積もった雪の深さを測るのは難しいのです。軽い粉雪は吹き飛ばされて、建物などの風下にたまるので、測る場所によって深さが違ってきます。
基地主要部から1キロメートル近く離れたコンテナヤードです。風下がわの青いコンテナに雪がついていますね。
下の写真は半年まえ、3月に撮ったものです。コンテナの下にドラム缶を履かせているのは、風が吹き抜けると雪がつきにくいからですが、その空間が埋まってしまうと、一気に雪の吹きだまりが増えます。
廃車になって、日本に送り返されるのを待つ雪上車(3月)。
今はこんなふうに、再び雪の上におりてきたような光景です。
11月には「本格除雪」といって、基地主要部だけでなくこのあたりの道路も、重機で雪かきすることになります。