「しらせ」が来る前に
2日、南極観測船「しらせ」が58次観測隊員を乗せて、オーストラリアを出航しました。
一方、昭和基地はひさしぶりに快晴で、あたらしい積雪の上に砂撒きに行ってきました。
実に原始的な作業です。腰痛ベルトをしっかり巻いておかないと、あとで辛い思いをします。
まばらでもいいからまんべんなく撒いて、太陽のチカラに期待します。
もちろん、重機による雪かきも絶え間なく続いています。これは重さ11トンの大型雪上車。
「しらせ」積荷のコンテナを陸あげする地点へ続く道路です。
58次隊が到着するまでに、この道をトラックが走れるようにしておかないといけません。
一年間の越冬生活の終盤に、つぎの一年へつなげるための仕事を、一生懸命やっています。