アムンゼン湾3 ペンギンの「幼稚園」 (代理人更新)
ようこそ3月。
子どもの頃は4月になると進級し「変わる」ということを全身全霊で感じていたように思います。
大人になってからは、この感覚を味わうことが少なくなり「つまんねぇなぁ・・・」とぼやくこともありました。
でも、今年の代理人は違います。
ご本人が帰ってくる=環境が大きく変わります。
この変化をよく噛んで、噛んで噛んで堪能したいと思います。
ただその前に、すべきことは沢山あります。
ご本人の歯ブラシもないし、靴は邪魔なので靴箱の高いところに置いてある・・・(捨てなかっただけありがたいと思え!)。
家の中にご本人の痕跡はありません。
ご本人を迎える準備は沢山ありそうなので、リストをつくろうっと!
(すでに軽い仕事になっている・・・)
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24日の午後、装置の起動を確認したあと、ヘリコプターのお迎えが来るまで、少し時間がありました。ちかくでペンギンたちの声が聞こえていたので、あるいて行ってみました。
この写真のペンギンは、昨年末か今年のはじめに生まれたこどもたちです。ヒナの灰色から一人前の白黒に、羽が抜け替わっているところのようです。
越冬中、12月にペンギンの数を数えに行きました。
夏隊も同じようにこの時期のペンギン調査をしているのですが、この夏は氷が割れて海が開いているので、餌がたくさんあって、例年よりペンギンのこどもの数は多いのだそうです。