世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年3月23日に帰国しました。帰ってからも南極に関わることがときどきあるので、更新を続けています。

南極ブログと宇宙ブログ

帰国後10日あまり、花をめでるより花粉に苦しめられております。「しらせ」がシドニーについた直後から抗アレルギー薬を飲んでいたのですが…。

 

さて、4月1日付の朝日新聞土曜版、"be on Saturday"に宇宙飛行士・大西卓也さんのインタビューが載っていました。

「宇宙の景色を写真で紹介して興味を引くだけじゃなく、どんな研究や生活をしているのか、知ってもらいたかった。宇宙飛行士自身の口でしか、そこは語れません。」

いや、こんなに簡潔にまとめられちゃいました、さすが。

 

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宇宙→南極 飛行士→越冬隊員と置き換えれば、まさに私が昭和基地でブログを書いていた、その一番大きな動機です。宇宙飛行士は日本から年にひとりくらい、越冬隊員は30人くらいと、その希少価値はだいぶ違いますが。

大西さんはお帰りになった後もフォローを続けておられますねえ。来週には「しらせ」が東京に帰ってきます。わたしも更新ができそうです。