TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」第十三話:氷上ソフトボールと艦上オーロラと
さて、ようやく最終回を見ることができました。
いいですねえ、氷上ソフトボール。ただ、これは海氷がしっかりしていないと危険です。夏はまずムリですし、私が前回参加した57次隊では冬も氷が安定していないので、できませんでした。
その前に私が参加した48次隊(2006年から2008年)では、ソフトボール大会が開催できました。
(これは2007年4月、第48次隊に参加したときの写真です)
ラインにはかき氷シロップじゃなくて、赤いロープを使いました。まあ、そんなにきっちり線を引かないといけないような競技でもありません。氷の上はデコボコしていて、ゴロを打てばほぼセーフになります。
かき氷といえば、昭和基地でも南極大陸でも賞味しましたが、わざわざ氷から削ったりはしなかったですね。そのへんにある雪をあつめれば、大盛りかき氷のできあがり(笑)。
日本で売っている水よりきれいだそうなので、お腹を壊したとすれば、それは食べ過ぎでしょう。
あと、当直の日に寝坊しちゃいけません。
なんとなく、ラストは艦上オーロラじゃないかな、という気はしていました。
夏隊は昭和基地滞在中はほとんど夜がないので、オーロラを見ることはできません。でも帰りにはけっこうチャンスがあります。私も「しらせ」から見ることができました。
この写真は午前1時まえに撮影したものですが、真っ暗にはなっていません。
液体の海の上に出るオーロラが新鮮でしたね。海面に映るオーロラを撮れないか、と頑張ってみましたが、いい写真は撮れなかったなあ。
”よりもい”全体、というか後半ですが、訓練から南極の風景の描写がきれいかつリアルでした。とくにオープニングとエンディングが楽しみで、録画でも早送りせずに毎回見ていました。
白夜やオーロラの絵を活かして、プラネタリウムの番組にしてくれないかなあ。最終回の女子高生たちと同じように、仰向けになってオーロラを見られたら、きっと素敵だと思います。