「面白南極料理人」第9回
楽しみにしていた”皮なしシュウマイ”が、巨大なミートローフみたいなものになっていてちょっとがっかり。原作では、普通の一口大のシュウマイの具に、片栗粉をまぶして蒸すと、片栗粉が透明な皮になって美味、という話だったのですが。
ドラマの舞台になっている、20年以上前の南極生活を感じさせるのがマージャンですね。
私は48次隊(2006-2008年)、57次隊(2015-2017年)の2回、南極に行ったのですが、48次ではそれなりに盛んだったマージャンが、57次ではほとんど見かけなかったのです。
マージャンは、参加者を4人集めないといけない、それなりに時間がかかる(2時間は最低ほしい)ので、一人で好きなだけ楽しめるゲーム、DVDなどの娯楽に負けちゃった感があります。
もっと昔、第一次隊だと、持っていくものは限られて、暇を持て余して、マージャン三昧…とはいかなかった。隊長の西堀さんがマージャン大嫌いだったそうで。
西堀隊長の部下が書いたこの本はとってもおもしろかった。
隊長が野外活動に出かけて留守にすると、鬼のいぬ間に…と麻雀卓を出してくるんだそうで。
いや、帰国後に隊長をそんなふうに本に書いて出版する勇気は、ぼくにはないわー。