海洋生物調査
ペンギンやアザラシには近づくことも遠慮しないといけないのですが、海の中の生物、つまり魚は釣っても差し支えないことになっています。
昭和基地から2キロメートルほど離れた海氷に穴をあけて、「海洋生物調査」が行われています。
13日の日曜日に点検に同行しました。650メートルの糸を交代で巻き上げましたが、この日は何もかかっていませんでした。イカの切り身を餌にして、もう一度海中深く針を落としました。
その2日後の火曜日、夕食のあとにでかけて行った隊員から「かかった!」との無線が入りました。
「ライギョダマシ」の大物でした。
記念に魚拓を取ったあと、毛布にくるまれて冷凍庫に保管されています。日本に持ち帰ったら、内臓は研究用の資料になって、魚体は水族館で展示されるそうです。はく製にするのかな。
大きさにも驚きますが、なんかものすごく生臭かった、です。