大気電気学会で発表してきました
1月10,11日に静岡市で開催された大気電気学会に参加してきました。
大気電気学会とは、雷、大気中に浮遊する微粒子(エアロゾル)、地震などを、地球・宇宙の電気にかかわる観測で研究するひとたちの集まりです。
今回は、2018年、2019年に相次いだ、巨大台風の観測に基づく研究を集めた、台風関連現象の特別セッションが開催されました。
私は、昨年12月に発表した「オーロラ発生時に電場が変化している」という解析に、先に出ている研究結果との整合性や、宇宙線(宇宙からやってくる高エネルギーの放射線)などの影響について追加考察した内容を発表してきました。
ところで、学会を開催するためには、会場を確保したり懇親会を企画したり、こまかなお仕事がたくさんあるのです。
お世話になっている先生が中心になって、静岡県立大学がホストしたので、わたしも受付に座って参加費を集めたり名簿のチェックをしたり、お手伝いをしてきました。
参加者60人ほどの小さな研究集会ですが、初日の朝の受付は大忙しでした。
お昼休みも留守番をおかないといけないので、街をぶらつく余裕はあまりなかったです。ちょっと残念でしたが、帰りの新幹線からは夕暮れの富士山を眺めることができました。