静かな帰国
3月20日に、南極から第60次越冬隊・61次夏隊が成田空港に帰国しました。わたしたち観測隊OBには「お出迎えはご配慮ください」(=ご遠慮ください)という連絡がありました。
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コロナウイルスはオーストラリアでも猛威を奮っているため、クルーズ船入港が制限されていて、南極観測船「しらせ」の乗員も入国できなかったとのこと(・・・クルーズ船?)
去年の12月にオーストラリアを離れて南極へ行って帰ってきた、世の中で一番、感染の恐れのない船だと思うのですが、まあ、決まりだったらしょうがない。
19日にシドニー到着後、街に一歩も足を踏み入れることなく、翌日早朝に「しらせ」からバスで空港へ移動、そのまま帰国となったそうです。シドニー滞在がなくなり、予定より2日早い帰国で、飛行機のきっぷも買い直したんでしょう。関係者の皆様はおつかれさまでした。
「しらせ」はシドニーで必要な物資の積み下ろしを終え次第、日本へ向けて出航したそうですが、日本への入港はスムーズにやってほしいなあ。
ともあれ、おつかれさまでした。