世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年2月1日に次の隊と交代。3月23日に帰国しました。帰ってからも南極に関わることがときどきあるので、更新を続けています。

フリーマントル出港・荒れる海

6日午前、昭和基地に向けて、しらせがフリーマントルを出港しました。かなり風が

強いなか、岸壁とフリーマントル港の出口灯台付近でお見送りをしていただきまし

た。

しばらくは街を見ることも、陸を見ることもありません。出港後一時間近く、隊員は

甲板で名残を惜しんでいました。

港を出ると、すぐにけっこうな揺れになりました。お昼ごはんのあと、しらせ乗組員

との顔合わせ、船内見学と続くのですが、すでに船酔いで起き上がれないひともちら

ほら。このさき暴風圏という、強風と大波でいつも荒れている海を横切ります。例

年、出港後1・2日は穏やかな航海なのですが、今年は厳しい船出となりました。

翌7日も朝8時から、「船から人が落ちた!」というときに大急ぎで人員確認をする

訓練、ヘリコプター搭乗、発煙筒の使い方の講習など盛りだくさんです。しらせにお

いて、我々は"お客さん"ではないことを実感します。

(画像は後日、通信状況が良くなってから・・・)