世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年2月1日に次の隊と交代。3月23日に帰国しました。帰ってからも南極に関わることがときどきあるので、更新を続けています。

冬がはじまるよ

日本ではゴールデンウィークですが、昭和基地では祝日のお休みは元日だけです。でも、5月1日から「冬日課」がはじまりました。

 

始業が一時間繰り下がり、業務時間はこれまでの8時-17時から9時-17時になりました。

これは4月29日の朝、9時5分の写真です。南極大陸から朝日が顔を出したところです。

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冬日課では週休二日になります。

4月までは日曜だけが休みだったので、散歩に行ったり、釣りに行ったりするのは、週末に天気が悪いと「また来週」になっていました。2日休みがあると、野外に出かけやすくなります。

もちろん、機械や観測装置の点検、オーロラ観測などは毎日交代で続けていきます。

 

5月末には太陽が昇らなくなります。おひさまを見られない「極夜」を越えて、8月いっぱいまで冬日課です。9月初めからまた週休一日、朝8時始動に戻ります。