世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年2月1日に次の隊と交代。3月23日に帰国しました。帰ってからも南極に関わることがときどきあるので、更新を続けています。

小学校でキャリア教育

6月24日の土曜日に、杉並区立沓掛小学校で南極の仕事についてお話しをしてきました。沓掛小では毎年、6年生の「総合的な学習の時間」の中で「お仕事見本市」という時間を作って、職業のお話しを聞く学習をしているそうです。今回は南極観測隊のほかに、ファッションデザイナー、農業、パティシエなど、あわせて12の職業紹介がありました。

キャリア教育としてのお話なので、お子さんによろこんでもらえるペンギンの動画などは無し。自分の担当としてのオーロラ観測と、観測隊全体の仕事について紹介しました。

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(写真は沓掛小学校支援本部から頂きました。)

 

こどもたちは6人くらいの班に分かれて、2つの職業について話を聞きます(講師は25分のお話を2回、します)。みんな熱心にメモを取っていて、えらいなあと思っていたら、聞いた話をまとめて発表するのだそうです。そのプレゼンを見てみたいものですね。

 

少人数で講師との距離も近いからでしょうか、質問はたくさんいただきました。

「食料の補給は何回ありますか?」と聞かれて、

「年に1回、船で運ぶだけですよ」と答えると、びっくりして絶句してました。

 

自分が小学生の時にこんな授業があったら楽しかっただろうなあと思います。南極観測隊の仕事は、彼らにとってどんな風に見えたのかな。