世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年3月23日に帰国しました。帰ってからも南極に関わることがときどきあるので、更新を続けています。

来年出発の第60次南極観測隊長が決まりました

11月7日には明治記念館で観測隊員・「しらせ」乗組員壮行会が開催されたそうです。

わたしも2015年の出発前に参加しましたが、偉い人の挨拶がたくさんあって、隊員はあんまり飲み食いできないんですよ。

nankyoku-30nin.hatenablog.com

 

その前に開かれた南極地域観測統合推進本部総会で、第60次南極地域観測隊長・副隊長と第59次南極地域観測隊(夏隊)同行者の追加決定がなされました。文科省のwebサイトには「平成30年度派遣予定」とありますが、帰ってくる頃には新しい元号になっていますね。

第60次南極地域観測隊長・副隊長の決定等について:文部科学省

60次の越冬隊長は極地研から、夏隊長は海洋研究開発機構(JAMSTEC)からだそうです。越冬隊長、夏隊長ともに50歳。ここ数年と比べると、ちょっと若めかな。

夏隊長は女性ということでニュースになっていますが、無事に仕事して帰ってくるためには、隊長が男だろうと女だろうと関係ない、とわたしは思います。

 

もうひとつ注目していたのは、第59次の報道関係者。
おひとりはNHKエンタープライズ
もう一人は合同会社SAIから、ってきいたこと無いので、検索してみると、沖縄にあるドローンや水中撮影が得意な会社でした。

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南極の海と空からの映像、期待できそうです。