ネパール地震の被災地復興支援「ゾモTシャツ」 (代理人更新)
少し前の話になりますが、毎日新聞に掲載されたネパール地震の被災地復興支援「ゾモTシャツ」をご紹介します。
南極からでもできる支援ってあるんだな、と感じました。
サボテンさん、お問い合わせフォームから質問をありがとうございます。
しっかり、ご本人に届けます!
回答を楽しみに待っていてくださいね。
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昨年買った数少ないモノ、ネパール地震の被災地復興支援「ゾモTシャツ」についての記事が1月31日付の毎日新聞に掲載されました。
わたしは元日は和服を着ていたので、Tシャツを持って写っています。
(記事の一部に制限がかかっています)
南極越冬隊メンバーら、って書いてあるけど、“ら”って誰でしょ。
写っているのは57次越冬隊員だけなんですが。
記事全文が見られるゾモ普及協会のtwitterも紹介しておきます。
ゾモ普及協会 (@info_Dzomo) | Twitter
第一夏宿でチーズをおつまみに呑みながら、本件の音頭を取った越冬隊長に、ゾモのチーズってどこで買えるんですか?と尋ねてみましたが、現地でのお土産などが主で、国内で手に入れるのは難しいとのこと。残念。
真水のお風呂に入れます (代理人更新)
ご本人から、昨日の質問「艦上露天風呂の水は海水?」の回答がありました。
「へぇ~、そうなんだ」
理科の授業を受けた気分です。
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しらせ船内のお風呂の湯は、原則として、航海中は海水です。
でも、今は真水のお風呂に入れます。
海氷の下に発達する植物プランクトンのために、組み上げた水は生臭くて、沸かしたらとても入れたものではないからだそうです。
氷の下にはたくさんの微生物が育っていて、めぐりめぐってペンギンやあざらし、そしてクジラたちの餌になっていくのでしょう。
極域を離れて、海水が清浄・透明になれば海水風呂が復活するはずです。
艦上露天風呂 (代理人更新)
ご本人、しらせライフを満喫しているようです。
これ日本だったら「絶景!!名湯・秘湯ほにゃらら~」というようなタイトルのテレビに出演できそう。
このお湯、海水なのかな?ご本人に聞いてみます。回答は、明日かあさってのブログでお伝えしますね。
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夜のミーティングの後、甲板に露天風呂がオープンしました。
ちょっと(かなり?)熱かったです。すぐに冷めてしまうので水温高めにしています、とのこと。
昭和基地ではミッドウィンターとお正月に露天風呂を楽しませてもらいましたが、氷山を眼下に見るこのお風呂は、また一味違った爽快感がありました。
「しらせの湯」。乗組員から観測隊員へのおもてなしに感謝、です。
しらせへ引っ越しとブログの今後 (代理人更新)
しらせに移ったご本人から、よう肥えたペンギンの画像とともに、みなさんへお知らせメールが来ました。律儀といいますか、謙虚といいますか、もしかして、代理人が怖い??
代理人だったら、しらせのなかでもブログ更新を
まかしとき!やったるで!!
と旗をあげるところです。
この違いを性格というのでしょうね。
そうそう、みなさんの疑問・質問をうけつけるそうですよ。
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「しらせ」へ引っ越してからは、インターネット接続はできません。メールは送受信
あわせて一ヶ月3メガバイトに制限されています。制限を超えたらその月はメールの
送受信はできません(仕事に必要なメールは別枠があります)。一日あたりだと10
0キロバイトくらい。ちょっとした添付ファイルを受信したらアウト、なので船内の
アドレスは代理人にしか教えていません。
ブログ更新はメールを使って、代理人の助けをいただきつつ、できるだけ続けていこ
うと思っています。昭和基地にいたころは、とくに11月以降はネタがあってもヒマ
がなかったのですが、帰途の船はヒマは十分にあるけど…となるかもしれません。
そこで、この機会に、南極の、あるいは昭和基地のことについて、みなさんからの疑
問、質問を募集しようと思います。このブログの一番下にある「お問い合わせフォー
ム」から送っていただければ、できる範囲でお答えしていきます。代理人が国内で
チェックして、転送してくれるそうです。
募集期間はとりあえず一ヶ月、3月5日くらいまでにしましょうか。
昭和基地に別れを (代理人更新)
早速、ご本人から記事が送られてきましたぁ!
別れのドラマチックな場面ですら、ご本人淡々としていますね。
もう、次の目標があるのかな??
過去に縛られない、そんな印象を受けました。
ご本人にとって越冬生活は過去になりましたからね~。
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2月4日、「しらせ」に移動しました。
黄色いヘルメットの58次隊の方々が、横断幕を作って見送りに来てくださいました。
さあ、帰ろう。
青空の下、お迎えのヘリコプターがやってきました。
乗り込んだ57次の隊員は、窓にしがみついてお見送りの人に手を振ります。
涙を浮かべている人、笑顔の人、いろいろですが、私はヘリコプターがふっと浮いた瞬間に「ああ、おわったなあ」と。
「しらせ」に戻る前に、昭和基地のある東オングル島上空を一周してくれました。
粋なはからいで、空から別れを告げることができました。