南極の洋上のヨガ (代理人更新)
海が荒れる前のしらせの様子です。
今は荒れていて難しいようです。
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お天気のいい日は甲板で、流れ行く氷山を見ながらヨガやってます。
おひさまが当たっていると実にいい気分ですが、船の進行方向によっては日陰になって、かなり寒くなります。寒くなるとポーズによっては脚が攣(つ)って…。
風が強かったり雪が降ったりしたら室内でやってます。念入りなストレッチ、といった感じで、運動不足になりがちな乗船中、貴重な時間です。
マイ・ファニー・バレンタイン (代理人更新)
南極のバレンタイン事情をお伝えします。
いくつになってもチョコレートをもらうとうれしいようです。
女性隊員の心づかい 、お見事です!
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ということで、14日、女性隊員から箱いっぱいのチョコレートをいただきました。
右のダンボールではなく、左の小さいほうのはこです。
凝ったペ-パークラフトは感動モノです。が、ホワイトデーの仕込みなんかしてないよなあ。どうしましょ。
15日に「しらせ」乗組員+観測隊員有志によるバレンタインイベントがあるそうですが、ほんとにこっけいな(funny)バレンタインになりそうで、多分これはブログには載せません…。
質問にお答えします!No.3 (代理人更新)
しらせのなかは少し揺れてきたようです。
ご本人がいう少し揺れは、一般的にいうとすご~い揺れだと推察されます。
今日はミハルさんの質問にお答えします。
わからないことは、わかる人に聞く・教えてもらうのがイチバン!っていうことで調理隊員にインタビューしました。
(インタビューに応じてくれた調理隊員)
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(Qはミハルさん、Aはご本人)
Q.食事について質問があるのですが、直接のご担当でないもので本当にすみません…
限りある食材を長い期間の中でどうやって使っていくのでしょうか?
越冬中の献立作りを教えていただければ嬉しいです。
A.ミハルさん、ご愛読ありがとうございます。
食材と献立について、調理担当の隊員に尋ねてみました。
・二人の担当隊員が交代でごはんをつくる。一回の当番はだいたい3日。
・当番がくる前に、その3日間の献立を考える。
・献立は、その前までの流れと食材の在庫とを考えて決める。
・在庫量と残り期間を考えて食材を使っていくが、きっちり計算しているわけではなく、"勘"で決める部分も大きい。
ということでした。
ごはんをつくる当番でないときに冷蔵庫・冷凍庫の整理もしているので、在庫量も把握されていたのでしょう。でも、足りなくなるのは避けようとしていたらしく、その結果、1月に豪華食材がたくさん出ましたね。
あと、
・想定していたよりみんな食べなかった。30人中5人が女性隊員だったのも影響したかな。
・若者よりも高齢者のほうがしっかり食べていた。
のだそうですよ。
ご本人が映っています 【代理人投稿】
「ご本人がちらっと映っている」と情報をいただきました。
南極ニュース映像を開いてください。
南極越冬交代 2017年2月9日放送をご覧ください。
0:53頃帽子をかぶって撮影していた人がご本人です。
報道記者が同行しているからこういう映像がみれるのですが、直線距離で14,000㎞離れた南極の様子をみることができるなんて、すご~い。
そうだった、ご本人もこの様子を記事にしていましたね。
まさにこの記事に出ている画像を撮った瞬間が南極ニュース映像に映っていましたね。
このニュースから半月後の現在、昭和基地にいるのは第58次越冬隊だけです。
昭和基地は世間が33人の基地になりました。第58次越冬隊は33人編成なのです。
第57次越冬隊と第58次夏隊は日本を目指し、しらせのなかです。1か月以上もしらせにおこもりですね。
しらせが北上開始 (代理人更新)
とうとう、とうとうです。
しらせが昭和基地を離れ、オーストラリアに向けて出発したようです。
しらせに乗っているのは第57次越冬隊と、第58次夏隊です。
いよいよ、帰ってくる!
ご本人の帰国は3月下旬で、しらせが日本に到着するのは4月の入学式の頃です。
まだ1か月以上先の話じゃん。
っていうか、観測隊のみなさんは1か月以上もしらせに乗っているんだ!
南極、遠すぎ!!!!!
ミハルさん、ご本人から回答は届いています。ご安心ください。数日以内にアップしますので、しばしお待ちを~。
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15日の朝、57次越冬隊、58次夏隊で最後まで昭和基地に残った隊員が、「しらせ」に引き上げてきました。
そして、離岸。「しらせ」は北上を始めます。
わたしたちは甲板に集合。「しらせ」が汽笛を鳴らすと、艦上でのおしゃべりがやみました。あの、「ぶぉーーん」という音にはと不思議な力があります。
向こう岸では、58次越冬隊のみなさんが、離れていく「しらせ」を見送りに来ています。
空には雪が舞っていました。今度こそ「なごり雪」になりました。