気球を飛ばそう!
28日の午後、ラジオゾンデをつけた気球を飛ばしてきました。
ラジオゾンデは、上空の気圧、気温、湿度などを測定して、地上に送ってくる気象観測器です。こうしたおおきな風船に取り付けて、一日2回、飛ばします。
風船の中にはヘリウムガスを入れます。ガスが漏れないように、根元をタコ糸で結んでいます。気球が上昇するとまわりの気圧が低くなって、どんどん膨張して、最後に破裂します。
この気球は高さ29.2kmまで上がったそうです。
米国大気海洋庁によると、ラジオゾンデなどの気球を定期的に飛ばしている観測点は数百点あるようです。毎日2回、日本時間だと午前8時半と午後8時半ごろに、世界中からほぼ同時に数百個の風船が上がっています。その一つを飛ばすことができました。