散歩しながら越冬を振り返る
ひさしぶりにいいお天気になりました。ばんごはんのあと、午後8時半くらいから基地の周辺の散歩に出かけました。
氷の海の向こうに見えるのはラングホブデの山。海氷はいたるところで割れたり盛り上がったりしています。11月末に出かけてきたところですが、雪上車で行けたのがとおい昔のような気がします。
高い空の風を観測するレーダーPANSYのアンテナ群です。アンテナは千本以上あります。この写真に写っているのは四分の一くらいかな。
冬は雪に覆われていましたが、よくぞここまで除雪したなあ。
ずらりと並んだHFレーダーのアンテナの向こうに太陽が高度を下げていきます。白夜なので、沈むことはありません。
7月には、太陽が昇らないなかでこのアンテナを修理したこともありました。
昭和基地に居るのもあと2週間。感慨にふけりながら1時間半ほど歩いてきました。