世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年2月1日に次の隊と交代。3月23日に帰国しました。帰ってからも南極に関わることがときどきあるので、更新を続けています。

すごい蜃気楼(しんきろう)

9月30日のお昼前、氷山の向こうに蜃気楼が見えました。

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下が冷たく上が暖かい空気の層ができると、蜃気楼が見えるようになります。

蜃気楼の解説ページ「もっと!いろいろ蜃気楼」〜魚津埋没林博物館

このときは、気温がマイナス-19度くらいと冷えて、陽射しが上の方の空気を暖めていたようです。さらに風がほとんどなくて、空気層がかき混ぜられることがない、と条件が揃いました。

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上の二枚の写真は北側の海氷の上です。

 

これは西側、 こんなにはっきりと氷が空に浮かんでいる姿は、昭和基地でもなかなか見ることはできません。

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3月に蜃気楼を紹介したときには、このへんに写っていますよ、と画像に印を入れたものですが、今回のは一目瞭然、ですね。

 

nankyoku-30nin.hatenablog.com