すごい蜃気楼(しんきろう)
9月30日のお昼前、氷山の向こうに蜃気楼が見えました。
下が冷たく上が暖かい空気の層ができると、蜃気楼が見えるようになります。
蜃気楼の解説ページ「もっと!いろいろ蜃気楼」〜魚津埋没林博物館
このときは、気温がマイナス-19度くらいと冷えて、陽射しが上の方の空気を暖めていたようです。さらに風がほとんどなくて、空気層がかき混ぜられることがない、と条件が揃いました。
上の二枚の写真は北側の海氷の上です。
これは西側、 こんなにはっきりと氷が空に浮かんでいる姿は、昭和基地でもなかなか見ることはできません。
3月に蜃気楼を紹介したときには、このへんに写っていますよ、と画像に印を入れたものですが、今回のは一目瞭然、ですね。