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世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年2月1日に次の隊と交代。3月23日に帰国しました。

氷は日々変わる

10月2日、整備の終わった雪上車を南極大陸に回送するオペレーションの最終回に参加。朝6時にエンジンをかけてアイドリング開始、7時半に昭和基地を出発しました。

1時間半ほど、15キロメートル走ったところで、氷の割れ目が発達していることを確認。左に小さく写っている人が、ドリルで穴を開けて氷の厚さを測っています。

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割れ目を雪で埋めて、その上に板を敷いて通過しました。南極大陸の上陸口を目前にして、ここを越えるのに2時間以上かかりました。

重さ10トンを超える雪上車で海を渡るためには、氷の状況を慎重に観察して判断する必要があります。

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12時前に南極大陸に上陸。天気が午後から崩れるとの予報なので、大急ぎでお弁当を食べて、乗ってきた大型雪上車を残して帰ります。

前回、雪上車を回送したグループは皇帝ペンギンを見た、とのことで少し楽しみにしていたのですが、今回は出会えませんでした。

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「あれアザラシじゃない?」「岩でしょ」と語り合う人々。

 

(今回は行きも帰りも雪上車を運転していたので、写真をあまり撮れませんでした。)