徹夜で迎える大みそか
30日から31日にかけて、氷上輸送のメンバーに加わりました。氷は同じ厚さでも寒ければ寒いほど丈夫になるので、海氷の上で重いものを運ぶ「氷上輸送」は、気温が下がる夜に実施されます。
お日さまは沈まない白夜のさなかですが、それでも太陽が低いほうが寒くなります。
前回は今年の1月にお手伝いしてきました。今回は「しらせ」接岸が早かったので12月28日から氷上輸送がはじまっています。
雪上車のキャタピラがまきあげる雪煙。
いちばん太陽が低いころの空です。2016年の大晦日はこうして迎えました。
しんしんと寒いなかで、外作業が続きます。
休憩所になっているコンテナです。右下のジェットヒーター(バーナーの熱をファンで送り出すヒーター)のぬくもりがありがたい。
なんとか年内に昭和基地への荷物を運びおわりました。作業は前日より2時間長くなって、朝8時半に作業終了。
年明けは2日の夜から、今度は日本に持ち帰る荷物が輸送されます。
それでは、良いお年をおむかえください。