世間がもし30人の基地だったら

日本南極地域観測隊に参加して、2015年12月に日本を出発しました。昭和基地で南極の冬を過ごして、2017年2月1日に次の隊と交代。3月23日に帰国しました。

徹夜で迎える大みそか

30日から31日にかけて、氷上輸送のメンバーに加わりました。氷は同じ厚さでも寒ければ寒いほど丈夫になるので、海氷の上で重いものを運ぶ「氷上輸送」は、気温が下がる夜に実施されます。

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お日さまは沈まない白夜のさなかですが、それでも太陽が低いほうが寒くなります。

 

前回は今年の1月にお手伝いしてきました。今回は「しらせ」接岸が早かったので12月28日から氷上輸送がはじまっています。

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雪上車のキャタピラがまきあげる雪煙。

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いちばん太陽が低いころの空です。2016年の大晦日はこうして迎えました。

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しんしんと寒いなかで、外作業が続きます。

休憩所になっているコンテナです。右下のジェットヒーター(バーナーの熱をファンで送り出すヒーター)のぬくもりがありがたい。

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なんとか年内に昭和基地への荷物を運びおわりました。作業は前日より2時間長くなって、朝8時半に作業終了。

年明けは2日の夜から、今度は日本に持ち帰る荷物が輸送されます。

 

それでは、良いお年をおむかえください。